BMW M3ツーリングカーリースのコストシュミレーションと審査難易度

「いつかはMのバッジを…」
そんな憧れを持つ車好きは少なくないでしょう。中でも、BMW M3ツーリングは走りと実用性を兼ね備えた理想の1台として注目されています。

ただし、ネックになるのがその価格と維持費。
高性能輸入車は、買うだけでなく所有してからもお金がかかるというのが現実です。

でも、そんなM3ツーリングに「カーリース」という選択肢があることをご存じですか？
実は、リースを使えば、新車のM3ツーリングに意外と手軽に乗れるんです。

今回は、M3ツーリングの魅力と、カーリースの仕組み、費用の目安をわかりやすく解説します。

M3ツーリングってどんな車？

BMW M3ツーリングは、BMWの中でも特別な存在「Mシリーズ」に属するハイパフォーマンスモデル。
2023年に登場したばかりで、M3としては初のワゴンボディを持つモデルです。

スペック（M3 Competition M xDrive ツーリング）

• エンジン：3.0L 直列6気筒ツインターボ
• 馬力：510PS
• トランスミッション：8速AT（Mステップトロニック）
• 駆動方式：4WD（xDrive）
• 0-100km/h加速：3.6秒

この数値だけでも、スーパーカー並みの性能を誇ります。

そして何よりも注目なのが、「スゴイ速いのに、荷物もたくさん積める」という絶妙なバランス。
ゴルフバッグもベビーカーも余裕。ファミリーカーとしても使える、最強の実用スポーツワゴンです。

M3ツーリングの購入にはどれくらいかかる？

新車価格（2025年モデル）

約1,420万円（税込）

もちろんこれに加えて、以下のような費用も発生します。

費用項目	目安
頭金	約150〜200万円
登録・諸費用	約40万円
任意保険（年）	15〜25万円（年齢や等級により変動）
自動車税（年）	約66,500円
車検・整備	年間10万円以上
タイヤ交換・消耗品	年間5〜10万円（ランフラットタイヤなど）

特に輸入車は、維持費が高くなりがちです。
Mモデルともなれば、エンジンオイルやブレーキパッドも特別仕様。年間30万円以上かかることも珍しくありません。

カーリースとは？仕組みをわかりやすく解説

カーリースは、毎月定額で新車に乗れるサービス。
簡単に言えば「車のサブスク」のようなイメージです。

基本の流れ

1. リース会社が車を購入
2. 利用者は月額を払って使う
3. 契約期間（3年〜7年）終了後は「返却・買い取り・乗り換え」を選べる

特長は、初期費用（頭金）ゼロでも始められることと、税金や車検代が込みの定額払いであること。
「購入よりも圧倒的にラク」と感じる人も多いです。

M3ツーリングをカーリースしたら、月額はいくら？

では、実際にM3ツーリングをリースする場合、どれくらいの費用になるのでしょうか？

【例】BMW M3ツーリング／契約期間5年／ボーナス併用なしプラン

項目	内容
月額リース料金	約190,000〜230,000円（税込）
初期費用	0円（頭金なし）
含まれるもの	車両代、登録費用、税金、自賠責、車検など
オプション	希望ナビ、ETC、コーティングなど選択可能

※リース会社やプランにより金額は変動します。
※走行距離制限あり（例：月1000km〜1500km）

高く見えるかもしれませんが、M3の新車を一括で買うとなれば1000万円以上の出費。
それを月額に抑え、維持費まで含まれるのは大きなメリットです。

BMW M3 ツーリングを5年リースする場合の月額と総額シミュレーション

ここでは「BMW M3 ツーリング Competition M xDrive（3.0L直6ツインターボ・510ps・4WD）」を想定し、5年間リースした場合の費用を試算します。

項目	内容
車両本体価格	約1,200万円（税込）
リース期間	5年（60か月）
月額リース料	約215,000円（税込）
初期費用（頭金）	0円
車検・税金・登録費用	リース料に込み
メンテナンスパック	リース料に込み
総支払額	約12,900,000円（税込）

※フルメンテナンスプラン・年1万km未満・標準装備想定。仕様や条件により変動します。

M3 ツーリングは、日常の移動・週末の旅行・ワインディング走行・サーキットイベントまで幅広く活躍する“万能ハイパフォーマンスワゴン”。

1台で全部こなしたい人にとって、これ以上ない選択肢です。

購入 vs リース費用比較

BMW M3 ツーリングをローンで購入した場合と、カーリースで契約した場合の支出を比較してみましょう。

項目	購入	リース
車両本体価格	12,000,000円	12,000,000円
頭金	2,500,000円	0円
毎月の支払い	約185,000円（ローン60回）	215,000円
車検・税金	別途（約90万円）	リース料に込み
メンテナンス費用	別途（約50万円）	リース料に込み
総支払額（想定）	約14,600,000円	約12,900,000円

※ローン金利3.5%、諸費用は一般的な平均値で算出。

カーリースなら頭金不要・維持費込みで、総額も約170万円抑えられる可能性があります。
所有にこだわらず、維持リスクを減らしながら高性能車を楽しみたい人に最適です。

BMW M3 ツーリングを購入した場合にかかる修理費と代表的な故障例（10年シミュレーション）

BMW M3 ツーリングは、M3のハイパフォーマンス性とステーションワゴンの実用性を融合させた希少モデルです。

サーキット級のパワーとファミリーユースの快適性を両立する一方で、専用設計のパーツや複雑な電子制御システムを多く搭載しているため、年数とともに修理費用は高額になりやすい傾向があります。

以下に、BMW M3 ツーリングを10年間所有した場合に想定される主な故障・修理項目とその費用の目安をシミュレーションしてみました。

年数	主な修理・交換内容	費用目安	コメント
1年目	オイル交換・点検・DCTフルード点検	約2万円	M専用オイルは高品質・高価格帯
2年目	バッテリー交換（必要に応じて）	約4〜5万円	電子制御系が多く消耗が早い傾向
3年目	初回車検・ブレーキパッド交換	約20〜30万円	Mコンパウンドブレーキは高額・摩耗も早め
4年目	エアコン・フィルター・ナビ関連整備	約8〜12万円	フィルターや電装品に劣化が見られる時期
5年目	タイヤ交換・ホイールアライメント調整	約25〜35万円	20インチ級の高性能タイヤは高価
6年目	冷却系（インタークーラー・サーモスタット）	約15〜20万円	高出力エンジンの冷却性能維持が必須
7年目	プラグ・イグニッションコイル交換	約8〜10万円	回転数の高い走行が多いと劣化も早め
8年目	電装系（レーダー・カメラ・電子制御デフ）	約10〜15万円	M専用電子部品は高額になりやすい
9年目	ブレーキローター・サスブッシュ・駆動系	約20〜30万円	足回りのリフレッシュが必要な時期
10年目	サスペンション一式・車検・DCT整備	約35〜50万円	高額整備を伴うケースが多く、要備えあり

M3ツーリングは、ファミリーカーの皮をかぶった本格スポーツモデルであり、その性能を維持するには定期的な整備と部品交換が欠かせません。
特に5年目以降は冷却系、ブレーキ系、電子制御システムといった高額なメンテナンス費用が発生する可能性が高くなります。

走行性能を犠牲にせず、予測しづらい修理費用のリスクを抑えたい方には、「車検・税金・メンテナンス込み」の定額制カーリースも検討に値します。

高性能なM3ツーリングをストレスなく楽しむための、堅実で現実的な選択肢です。

カーリースのメリットとは？

1. 頭金ゼロでも新車に乗れる

購入時に必要な大きな初期費用が不要。
貯金がなくてもM3ツーリングのある生活が始められます。

2. 維持費が込みで、出費が安定する

税金、車検、自賠責などが月額に含まれるので、突発的な出費が少ない。
家計管理もラクになります。

3. 面倒な手続きが不要

車検や税金の支払い、手続きはリース会社が代行。
本当に“クルマに乗るだけ”のシンプルな使い方が可能です。

4. 常に新しい車に乗れる

契約が終われば新車に乗り換えもOK。
飽きることなく、いつも最新の車を楽しめます。

注意点もチェックしておこう

● 走行距離制限あり

契約時に「月1,000kmまで」などの制限があります。
超えると超過料金がかかる可能性もあるので、通勤や旅行が多い人は要注意。

● 改造・カスタムは基本NG

車両は返却が前提。
ホイール交換やチューニングなどのカスタムはできません。

● 中途解約は原則不可

途中でやめたくなっても違約金が発生する場合があります。
契約期間は無理のない設定にしましょう。

M3ツーリングのカーリースはこんな人におすすめ！

• 高性能車に一度は乗ってみたい人
• ファミリーカーでも走りは妥協したくない人
• 現金一括やローンの負担が大きいと感じている人
• 車を所有する手間やコストを減らしたい人
• 車好き仲間に“いいクルマ乗ってるね”と言われたい人

BMWをリースできる会社はどこ？

新車のBMWを取り扱っているカーリース会社は限られていて、わずか3社のみです。

比較ポイント	SOMPOで乗ーる （そんぽでのーる）	リースDeマイカー	BMW公式リース
輸入車の対応車種数	約300車種対応	約52車種対応	BMW専門
公式ディーラー対応	〇	〇	◎ 正規対応
BMWの対応車種例	1〜7シリーズ、Xシリーズ、iシリーズ（幅広く対応）	1シリーズ／X1中心	全モデル対応（正規）
向いている人	比較したい／選びたい人	初心者・UI重視	正規対応・信頼感を重視する人
オンライン相談・契約対応	◎ 対応あり	◎ 対応あり	△ 原則はディーラー来店が基本

SOMPOで乗ーるでカーリースを申し込むときの流れ

「SOMPOで乗ーる」では、運転免許証をお持ちであれば年齢制限なく、どなたでもお気軽に仮審査を申し込めます。はじめての方でも安心して進められるよう、申込みから契約までの流れをまとめました。

Step 1：希望の新車を選ぶ

まずは「新車を探す」から、乗りたい車種を選びます。複数の候補がある場合も、ひとまず1台を選んで進んでください。仮審査通過後に、他の車種と比較して相談することができます。

Step 2：リースプランを選んで仮審査へ

車種を選んだら、希望のリース契約期間やプランを確認し、「このプランで申し込む」ボタンをクリック。
その後、表示される「プラン詳細」ページの下部にある「仮審査申し込み」ボタンから、仮審査に進みます。

Step 3：仮審査結果のご連絡

仮審査はリース契約が可能かどうかを判断するためのもので、申込後、通常1～3営業日以内に結果の連絡があります。審査通過後、担当スタッフとのオンライン商談に進みます。

Step 4：オンライン商談で詳細を相談

仮審査に通過した後は、営業担当とのオンライン商談で車種・グレード・カラー・オプションなどを自由に変更可能です。気になる点や他の候補車両もこの時にしっかり相談できます。

BMW M3ツーリングのリース審査は厳しい？通る人の傾向と年収目安

BMW M3ツーリングはリース審査が「厳しめ」の部類

BMW M3ツーリングは、ハイパフォーマンスと実用性を兼ね備えたモデルで、Mモデルの中でも希少性と人気を誇ります。車両価格は1,400万円を超えるグレードもあり、リース契約でも高額な月額設定となるため、リース審査においては収入水準や信用情報が非常に重視されます。審査の厳しさは、M4クーペやM5と同等かそれ以上になることもあります。

ここでは、M3ツーリングのリース審査に通る人の特徴や、必要な年収目安などを解説します。

【早見表】BMW M3ツーリングの月額リース料金と必要年収の目安

月額リース料金の目安	審査に必要な年収（目安）
約130,000円	年収 約1,000万円〜
約150,000円	年収 約1,150万円〜
約170,000円	年収 約1,300万円〜
約190,000円以上	年収 約1,450万円〜

💡 一般的な審査基準：「月額×12×3倍以上の年収」が目安です。
実際には勤続年数や他社ローンなども含めて総合的に判断されます。

BMW M3ツーリングのリース審査に通る人の特徴

M3ツーリングは、非常に高性能かつ高額なモデルのため、審査においては以下のような要素が重要視されます。

• 年収1,100万円以上で、安定した職に就いている（医師・士業・上場企業勤務など）
• 勤続年数3年以上の正社員または役員クラス
• クレジットやローンの返済履歴に延滞・事故情報がない
• 他の借入（住宅ローンなど）とのバランスが良好

実用性の高さから、家族持ちの富裕層にも選ばれる車種で、法人契約としても人気があります。

フリーランス・自営業・主婦でも通る？

高額なMモデルであるため、職業属性によっては審査通過が難しくなるケースがあります。ただし、収入や実績に応じては通過可能です。

属性	可否と条件
フリーランス	年収1,300万円以上で、過去2年の確定申告書に安定した売上があれば可能性あり。
主婦（専業）	配偶者が契約者であれば可。世帯年収が1,500万円以上なら現実的。
自営業	黒字決算3期以上・安定した売上がある法人契約なら審査に通るケースあり。
学生	原則不可。保証人がいてもこのクラスは極めて難しい。

審査に柔軟なカーリース会社を選ぶなら

リース会社	特徴・向いている層
定額カルモくん	中古も選べる。審査が柔軟。事前審査可能で不安な方に最適
SOMPOで乗ーる（そんぽでのーる）	新車が選べる。安心の保険・メンテ込み。大手基準で丁寧対応。年収基準はやや高め
ニコノリ	頭金0円プランも。中古なら月額を抑えて審査も通りやすくなる可能性

審査通過のためのチェックリスト

• クレジットカードや公共料金に支払い遅延がないか確認
• 源泉徴収票や確定申告書など所得証明書類を整備しておく
• 他社ローン残高を整理し、返済比率を25〜30％以内に抑える
• 同時複数社への申し込みは避け、1社ずつ丁寧に進める
• 事前審査・相談対応のある会社を選ぶことで安心感アップ

M3ツーリングの審査は「信用」と「年収」がカギ。相談できる会社を選ぼう

M3ツーリングは、圧倒的な走行性能とステーションワゴンの実用性を兼ね備えたハイパフォーマンスモデル。
その希少性と高価格帯ゆえに、リース審査では収入の安定性や信用情報が特に重視されます。

とはいえ、中古車リースや柔軟な審査に対応したリース会社を選べば、年収800万円前後でも十分にチャンスがあります。
まずは事前診断やオンライン相談などを活用して、自分に合った無理のないプランを探してみましょう。

まずは無料シミュレーションしてみよう

いきなり契約する必要はありません。
カーリース会社では、車種・プラン・契約期間などを選んで簡単に月額を試算できるシミュレーターを用意しています。

M3ツーリングのリース価格が「自分の生活にマッチするか」見てみるだけでも価値があります。

まとめ：憧れのM3ツーリングを“現実”にする方法

M3ツーリングは、まさに走り・見た目・実用性の三拍子そろった“夢のような1台”。
しかし高額な購入費用・維持費がネックで、諦めていた方も多いはずです。

カーリースなら…

• 頭金ゼロで新車に乗れる
• 税金や維持費も月額にコミコミ
• 契約後の選択肢も柔軟

Mシリーズのような特別な車こそ、カーリースで賢く楽しむ選択肢がぴったりです。