意外と手軽に新車の2シリーズクーペに乗れる！カーリースの費用や仕組みは？

「いつかはBMWに乗ってみたい」
そう思ったことがある方も多いのではないでしょうか。

特にBMWの「2シリーズクーペ」は、コンパクトで扱いやすく、走りの楽しさも抜群。
まさに、運転好きの心をくすぐる1台です。

でも、現実的には購入費用や維持費の高さがネックになって、なかなか踏み切れない方もいるかもしれません。

そんなときに検討したいのが「カーリース」。
実は、カーリースを使えば、新車の2シリーズクーペに意外と手軽に乗れてしまうのです。

今回は、BMW 2シリーズクーペを例に、カーリースの仕組みや費用、メリット・注意点についてわかりやすくご紹介します。

BMW 2シリーズクーペとは？

BMW 2シリーズクーペは、BMWらしい「駆けぬける歓び」を最も体感できるコンパクトFRモデル。

2021年にフルモデルチェンジされ、よりスポーティに、より洗練されたデザインとなって登場しました。

特徴1｜コンパクトで扱いやすいサイズ感

全長約4.5m、全幅約1.8mと、都市部でも乗り回しやすいサイズ。
しかし、走りのパフォーマンスは非常に高く、BMWの中でも「通好みの一台」として知られています。

特徴2｜FRならではの走り

2シリーズクーペは、今では数少ないFR（後輪駆動）レイアウトを採用。
ハンドリングが軽快で、スポーツカーのような楽しさが味わえます。

特徴3｜高い質感のインテリア

シンプルながらも機能的なインテリアは、ドライバー中心の設計。
運転中の操作もしやすく、長時間乗っていても疲れにくい空間になっています。

新車で購入するといくらかかる？

2シリーズクーペの新車価格は以下の通りです（2025年時点・税込）。

グレード	新車価格
218i クーペ（ガソリン）	約530万円〜
M240i xDrive クーペ（ハイパフォーマンス）	約830万円〜

この価格に加えて、以下のような初期費用もかかってきます。

• 登録費用
• 自動車取得税（環境性能割）
• 車庫証明費用
• 自動車保険（任意）
• 車検・メンテナンス費用（将来的）

つまり、「乗り出し価格」で考えると、218iでもおおよそ550〜600万円以上の資金が必要となります。

カーリースってどんな仕組み？

カーリースとは、車を購入する代わりに、月額定額で車を“借りる”サービスです。

車の所有者はリース会社。
利用者はその車を、契約期間中に乗るという形です。

リース料金には以下の費用が含まれていることが多いです。

• 車両代金
• 登録手数料
• 自動車税・重量税
• 自賠責保険
• 車検・点検・一部のメンテナンス費用

そのため、毎月の支払いが明確で、家計管理もしやすいのが大きな魅力です。

BMW 2シリーズクーペのカーリース料金目安

具体的にどれくらいの月額で乗れるのか？気になりますよね。
以下はリース会社各社の平均的な相場感です（ボーナス払いなし・メンテナンス付きプラン）。

グレード	契約年数	月額料金の目安
218i クーペ	5年契約	月額 65,000〜80,000円前後
M240i xDrive	5年契約	月額 110,000〜130,000円前後

※走行距離制限やオプション有無で価格は変動します。

初期費用がゼロ円でスタートできるプランも多く、「月々の定額支払いだけでOK」なのが大きなメリットです。

BMW 2シリーズクーペを5年リースする場合の月額と総額シミュレーション

試算モデルは「BMW 220i クーペ M Sport（新車）」。
走りにこだわるユーザーに人気のグレードです。車両本体価格は約620万円（税込）とされています。

試算条件

• 契約期間：5年間（60ヶ月）
• 頭金：0円
• ボーナス払い：なし（均等支払い）
• 月額リース料：96,000円（税込）
• 含まれる内容：車両代、自動車税、重量税、登録費用、車検、法定点検、基本メンテナンス

項目	金額（税込）
月額リース料	¥96,000
契約月数	60ヶ月
総支払額	¥5,760,000

※任意保険は別途加入が必要です。
※金額は目安であり、契約内容により変動する場合があります。

購入 vs リース費用比較

BMW 2シリーズクーペを購入した場合と、リースした場合の費用感を比較してみましょう。

費用項目	購入（現金一括）	カーリース
車両本体価格	¥6,200,000	含まれる
頭金	¥600,000（例）	¥0
自動車税／重量税等	¥300,000前後	含まれる
車検費用（2回分）	¥200,000前後	含まれる
メンテナンス費用	¥200,000〜	含まれる
任意保険	別途必要	別途必要
総費用（概算）	約¥7,500,000	¥5,760,000

所有する安心感がある購入に対し、リースは圧倒的にわかりやすい費用管理とコスト削減が魅力です。

BMW 2シリーズ クーペを購入した場合にかかる修理費と代表的な故障例（10年シミュレーション）

BMW 2シリーズ クーペは、コンパクトなボディにFR（後輪駆動）を組み合わせた、BMWらしいスポーツマインドを色濃く残したモデルです。

ドライバー中心の設計とシャープな走行フィールにより、“走る歓び”をダイレクトに感じられる一台ですが、エンジン負荷の高い乗り方や経年劣化によって、特有の整備ポイントが現れやすくなります。

以下は、BMW 2シリーズ クーペを10年間所有した場合に想定される主な修理・整備項目とその費用目安をまとめたシミュレーションです。

年数	主な修理・交換内容	費用目安	コメント
1年目	オイル交換・点検	約1.5万円	基本メンテナンスと初期不具合のチェック
2年目	バッテリー交換（AGM）	約3〜4万円	スポーツ走行や電装使用頻度により劣化しやすい
3年目	初回車検・ブレーキパッド交換	約10〜16万円	ローターやセンサーとのセット交換が多い
4年目	エアコン整備・フィルター交換	約5〜7万円	コンプレッサーの作動音などに注意が必要
5年目	タイヤ交換・アライメント調整	約12〜20万円	幅広のタイヤは摩耗も早く、価格も高め
6年目	冷却系（ウォーターポンプ・サーモスタット）	約10〜14万円	オーバーヒート予防に不可欠な時期
7年目	点火系（プラグ・コイル）	約6〜8万円	アイドリングの不調や振動の原因になりやすい
8年目	電装系（センサー・ECU・ライト）	約7〜11万円	エラー警告や操作不良などが出始める時期
9年目	サスペンション・ブッシュ・ショック交換	約14〜22万円	ハンドリング性能維持には不可欠
10年目	車検・電子制御・足回り総整備	約25〜35万円	エンジンマウントや補機類まで交換が必要になることも

2シリーズ クーペは、走行性能を重視する人ほど、サスペンションやブレーキ、冷却系への負荷が高くなりやすく、それに伴う修理費も大きくなりがちです。

また、スポーツモデル特有のセッティングにより、経年劣化による変化も感じやすい傾向にあります。

「走りを楽しみながらもコストは抑えたい」というユーザーには、整備費・車検・税金込みの定額カーリースが非常に有効です。維持費の変動を抑えつつ、BMWのピュアなドライビングプレジャーを安心して長期間堪能できます。

カーリースのメリットとは？

メリット1｜初期費用ゼロでBMWに乗れる

通常、数十万円単位でかかる頭金や諸費用が不要なため、「今すぐ新車に乗りたい」方にぴったり。

メリット2｜維持費込みで家計管理がラク

車検や税金のタイミングで大きな出費がないので、毎月一定額で済む安心感があります。

メリット3｜最新モデルに定期的に乗り換えられる

契約満了後は返却 or 新しい車への乗り換え。
いつまでも同じ車に乗らず、数年おきに最新BMWへ更新可能です。

メリット4｜法人・個人事業主なら経費計上も可能

ビジネス用にも使う場合、リース料を経費計上できる可能性があり、節税効果も期待できます。

注意点・デメリットも確認しておこう

注意点1｜走行距離制限あり

多くのプランで「月1,000〜1,500km」などの走行制限があります。
超過すると別料金が発生するため、通勤や長距離移動が多い方は事前確認が大事です。

注意点2｜カスタム不可

車はリース会社の所有物なので、エアロやホイールなどの改造は基本NG。ノーマルを楽しむ方向けです。

注意点3｜中途解約に制限あり

リースは「契約期間満了まで乗る前提」のサービス。
途中で手放したくなっても違約金が発生することがあります。

カーリースはどんな人におすすめ？

BMW 2シリーズクーペのリースが向いているのは、こんな方です。

• BMWに憧れていたけど、購入には踏み切れなかった
• 月々の固定費だけで輸入車ライフを楽しみたい
• 数年ごとに新車へ乗り換えたい
• 維持費や面倒な手続きに煩わされたくない
• 初期費用なしで「今すぐ」BMWに乗りたい

BMWをリースできる会社はどこ？

新車のBMWを取り扱っているカーリース会社は限られていて、わずか3社のみです。

比較ポイント	SOMPOで乗ーる （そんぽでのーる）	リースDeマイカー	BMW公式リース
輸入車の対応車種数	約300車種対応	約52車種対応	BMW専門
公式ディーラー対応	〇	〇	◎ 正規対応
ベンツの対応車種例	1〜7シリーズ、Xシリーズ、iシリーズ（幅広く対応）	1シリーズ／X1中心	全モデル対応（正規）
向いている人	比較したい／選びたい人	初心者・UI重視	正規対応・信頼感を重視する人
オンライン相談・契約対応	◎ 対応あり	◎ 対応あり	△ 原則はディーラー来店が基本

SOMPOで乗ーるでカーリースを申し込むときの流れ

「SOMPOで乗ーる」では、運転免許証をお持ちであれば年齢制限なく、どなたでもお気軽に仮審査を申し込めます。はじめての方でも安心して進められるよう、申込みから契約までの流れをまとめました。

Step 1：希望の新車を選ぶ

まずは「新車を探す」から、乗りたい車種を選びます。複数の候補がある場合も、ひとまず1台を選んで進んでください。仮審査通過後に、他の車種と比較して相談することができます。

Step 2：リースプランを選んで仮審査へ

車種を選んだら、希望のリース契約期間やプランを確認し、「このプランで申し込む」ボタンをクリック。
その後、表示される「プラン詳細」ページの下部にある「仮審査申し込み」ボタンから、仮審査に進みます。

Step 3：仮審査結果のご連絡

仮審査はリース契約が可能かどうかを判断するためのもので、申込後、通常1～3営業日以内に結果の連絡があります。審査通過後、担当スタッフとのオンライン商談に進みます。

Step 4：オンライン商談で詳細を相談

仮審査に通過した後は、営業担当とのオンライン商談で車種・グレード・カラー・オプションなどを自由に変更可能です。気になる点や他の候補車両もこの時にしっかり相談できます。

BMW 2シリーズ クーペのリース審査は厳しい？通る人の傾向と年収目安

BMW 2シリーズ クーペはリース審査が「比較的通りやすい」部類

BMW 2シリーズ クーペは、エントリークラスのクーペとしてスタイリッシュかつコンパクトでありながら、BMWらしい走りの質も併せ持つモデルです。新車価格は約600万円前後からと比較的手の届きやすく、月額リース料も5万〜8万円程度が想定されるため、審査のハードルは他のBMWに比べて低めです。ただし、輸入車というブランド性により、最低限の信用力や収入は必要となります。

【早見表】BMW 2シリーズ クーペの月額リース料金と必要年収の目安

月額リース料金の目安	審査に必要な年収（目安）
約50,000円	年収 約400万円〜
約60,000円	年収 約500万円〜
約70,000円	年収 約600万円〜
約80,000円以上	年収 約700万円〜

💡 一般的な審査基準：「月額×12×3倍以上の年収」が目安です。
実際には勤続年数や他社ローンなども含めて総合的に判断されます。

BMW 2シリーズ クーペのリース審査に通る人の特徴

コストパフォーマンスに優れるエントリーモデルとして、次のような条件を満たす方であれば比較的審査に通りやすい傾向があります。

• 年収450万円以上、勤続1年以上の正社員
• 安定した職業（上場企業、公務員など）を持つ方
• クレジットカードやローンの延滞履歴がない方
• 他の借入とのバランスが取れている方

グレードによっては「218i」「M235i xDrive」などの設定があり、高性能グレードでは年収目安は上がる場合があります。

フリーランス・自営業・主婦でも通る？

コンパクトで若年層にも支持されている2シリーズ クーペは、審査の柔軟性においても他のBMWに比べて通りやすい部類です。属性別に目安をまとめます。

属性	可否と条件
フリーランス	年収500万円以上で、確定申告2年以上かつ黒字実績がある場合は通過可能。
主婦（専業）	本人名義は難しいですが、配偶者が契約者なら可能。世帯年収600万円以上が安心ライン。
自営業	法人名義での契約が有利。黒字経営2期以上、安定した財務基盤があれば審査通過率アップ。
学生	原則不可。保証人を立てても審査通過は非常に難しい部類です。

審査に柔軟なカーリース会社を選ぶなら

リース会社	特徴・向いている層
定額カルモくん	中古も選べる。審査が柔軟。事前審査可能で不安な方に最適
SOMPOで乗ーる（そんぽでのーる）	新車が選べる。安心の保険・メンテ込み。大手基準で丁寧対応。年収基準はやや高め
ニコノリ	頭金0円プランも。中古なら月額を抑えて審査も通りやすくなる可能性

審査通過のためのチェックリスト

• クレジットカードや公共料金に支払い遅延がないか確認
• 源泉徴収票や確定申告書など所得証明書類を整備しておく
• 他社ローン残高を整理し、返済比率を25〜30％以内に抑える
• 同時複数社への申し込みは避け、1社ずつ丁寧に進める
• 事前審査・相談対応のある会社を選ぶことで安心感アップ

2シリーズクーペの審査は「信用」と「年収」がカギ。相談できる会社を選ぼう

2シリーズクーペは、コンパクトながら後輪駆動ならではの走りの楽しさを味わえるピュアスポーツモデル。
ドライビング志向の強い車種だけに、リース審査では収入の安定性や信用情報がしっかり確認されます。

とはいえ、中古車リースや柔軟な審査に対応したリース会社を選べば、年収400万円前後でも十分にチャンスがあります。
まずは事前診断やオンライン相談などを活用して、自分に合った無理のないプランを探してみましょう。

まとめ｜BMW 2シリーズクーペに“月額で”乗るという新しい選択肢

BMWの魅力をコンパクトに凝縮した2シリーズクーペ。
新車購入となるとややハードルが高く感じられるかもしれませんが、カーリースを使えば、月6万円台から憧れのBMWライフがスタートできます。

車検や税金などの面倒な管理も不要で、常に新しいモデルに乗り続けられるのは大きな魅力です。

これから輸入車を検討している方、初めてBMWに乗ってみたい方にとって、カーリースは理想的なスタート方法かもしれません。

この機会に、あなたも2シリーズクーペで、BMWらしい走りと日常を楽しんでみてはいかがでしょうか？